【トレードルールを考えてみる】

ポロン
ポロン

「トレードルール」はスタート時に全く無縁の言葉でした。

FXでは一定のルールを決めて、その通りにトレードを繰り返すことが大切ニャ

姫


実際、プロや上級者はみな厳格なルールに則り、着実に利益を上げています。

ポロン
ポロン

その場のノリや気分でトレードしていては、勝ち続けることはできません。



特に初心者の場合、感情のコントロールが問題です。

相場の状況次第で頭に血が上ったり、気分が大きくなったり、

それまでの負けを取り返そうと一気に勝負に出てしまったり。

ポロン
ポロン

あらゆる感情がトレードの敵に感じます。汗

トレードはとても感情に左右されやすいニャ

姫



そのように安定しないトレードを避けるには、

何かしらルールを作り、それを遵守していくしかありません。

トレードルールでは、エントリーや利確・損切りポイント、

資金計画やトレードを行う時間帯などを決めていきます。

ポロン
ポロン

まずは自分だけのオリジナルのトレードルールを考えてみましょう。

そんな簡単に自分でつくれるのかニャ?

姫
ポロン
ポロン

ルールが大切だと経験者は語るけれど、具体的に公開しているところは少ないですね。

なんでかニャ~??

姫
ポロン
ポロン

決まりが無いし、人それぞれスタイルが違うかじゃ無いかなぁ?

ポロンも良くわからないニャ?

姫
ポロン
ポロン

ハイッ、そうですね。

ポロン
ポロン

ここからはルールについて簡単に纏めてみるので、是非読んで下さいね。


【トレードルールとは】



トレードにおけるルールとは、

その中身は、普段何気なくやっているトレードのロジックを明確にしたものです。

エントリーしてから決済するまでの流れや条件、

もっと言えば「勝ちパターン」を集約したものになります。

トレードルールの内容と致しましては、

どんな条件が揃ったらエントリーするのか?

投資する金額はどの程度か?

どこで損切りし、どこで利確するのか?

トレードに当てる時間帯はどこか?

扱う通貨ペアは何か?

取引スタイルは短期か長期か、あるいはスキャルピングか?

ポロン
ポロン

基本的ではありますが、このような事になると思います。

ポロン
ポロン

この基本を自分流にアレンジしたものがルールとなりますね。



出来上がったルールは、自分だけのオリジナルです。

素晴らしい中身になることを目指して作りましょうね

そのためには、自分の取引スタイルを徹底的に見つめ直すこと

そして何より実際に勝てるロジックが求められます

ポロン
ポロン

トレードルールを作るためには、次のような手順が必要です。



過去のトレードを分析する

そこから勝ちパターンを見つける

その中身を数値や条件で明確にする

ルール化できたら、その通りに実行する

結果を検証して改善していく

そして最も難しいのが、「その通りに実行する」だと言われています。

「ルールを守れなかった」と良く聞くニャ~

姫
ポロン
ポロン

それが「感情」というものなのだと思うよ。



その場のノリで、つい裁量取引してしまうからですね。

それでは検証して改善するという、次の工程に進めません。

ポロン
ポロン

では、なぜここまでしてトレードルールが必要なのでしょうか?

一緒に考えてみるニャ

姫


【トレードに感情を持ち込まない為】



トレードルールがもたらす最大の効果は、相場の現場から感情を遠ざけることです。

FXで負けてしまう最大の要因はなんでしょうか?

もちろん勝てないロジック、勝てない手法では、何をやっても負けてしまいます。

問題は、本来ならば勝てたはずのトレードなのに、終わってみれば負けてしまうことです。

その原因は、トレードに無用な感情を持ち込んでしまったことかもしれません。

ポロン
ポロン

その原因によってこのような経験があるのではないでしょうか。



・的確なポイントではないのに、ポジションを持ちたくてエントリーしてしまった。

・損切りをしたくなくて、ズルズルと延ばしてしまった。

・含み益が出たらすぐに利益を確定させたくなり、早々に決済してしまった。

・疲れて頭が回ってないのにトレードしてしまった。

・相場が上がっては焦り、下がっては焦り、右往左往してしまった。

ポロン
ポロン

私はこのような経験を数多くしております。汗



FXではメンタルの安定が重要です。

ポロン
ポロン

メンタル強化と良く聞きますが、
「自分の感情をいかに保てるか」だと考えております。

それがメンタルの安定につながるニャ!

姫



そこにルールがないと、糸の切れたタコのようにフラフラ揺れ動いてしまいます。

ポロン
ポロン

トレードで疲れ切った後に損失だけが残ったら、
メンタル的にもとてもダメージが大きいですよね。

「やらなきゃ良かった」となってしまうニャ~

姫



ルールがあれば余計な感情は排除でき、機械的なトレードが行えます。

ポロン
ポロン

トレード中のストレス消耗も防げると思います。



このように、「メンタル」に関する問題を一気に解決できるのが、トレードルールの大きな価値です。


ポロン
ポロン

トレードルールはいくらでも作れるのですが、守り続けられるものにしましょう!

勝てる・続けられる・守れるが良いだニャ!

姫


【トレードで得られる利益を増やす為】



先ほどのメンタル面でのメリットと表裏一体ですが、

トレードルールを作る2つ目の理由は「利益を増やすため」です。

ルールを作ることで、次のような結果が得られます。

・「勝ちトレード」が安定して再現され、利益が増える。

・感情を排除することで無理・無謀なトレードがなくなり、損失が減る。

・ルールを改善していくことで、さらに成績が向上する。

良いことばかりニャ!

姫



一度ルールを確立させると、それ無しでトレードに臨むのは無謀な行為に思えるはずです。

武器や装備を持たずに戦場に出たりするようなものです。


相場が乱高下したり、先行きが全く読めなくなってしまうと、

どうしても無理・無謀なトレードをしてしまいます。

目の前で急な上げ下げがあれば、つい、飛び乗りたくなってしまうのが人間です。

しかし感情でトレードすると、収益を大きく悪化させます。

利益を安定させるためにも、トレードルールは必須です。


【トレードに一貫性を出すため】



トレードルールを作る大きな目的は、「利益の安定」と「メンタルの安定」ですが、

もう1つ大事な「安定」があります。

それは「安定した一貫性」を与えることです。

ポロン
ポロン

トレードルールは一回作れば終わりではなく、見直すことも大切です。



そこで重要になるのが、

「一部を変えて検証するが、それ以外の部分は変えない」ということです。

トレードする度に条件がコロコロ変わっていては、検証に耐えうるデータの取得は出来ません。

常に同じルールでトレードするからこそ、変えた部分の効果検証ができるのです。

また、安定した一貫性は、長期的に勝つという面でも意味があります。

相場は自分の思うようには動かないため、好不調の波が出るのは避けられません。

そうした環境に左右されず、一貫性のあるトレードをしていれば、

収益は確率的に一定の枠に収まります。

FXでは、大きく儲ける以上に、大きく負けないことが重要です。

負けている時に余計なことをすると傷口を広げる可能性がありますが、

一貫性を持たせたトレードならば、そうした心配も不要になります。

ポロン
ポロン

メンタルが崩れているとこれが本当に難しいですよね。


【トレードのスキルを上げるため】



ルールをしっかりと守ることで結果的に自分自身のトレードスキルが磨かれます。

これもトレードルールの魅力と言えるでしょう。

過去の記録をしっかり検証することで、

あらためて自分のトレードの特徴や問題点を見つめることができます。

自分でも気が付かなかった勝ちパターンが分かれば、

それが自信になって、FXをもっと楽しめるようになるはずです。

ポロン
ポロン

次は、簡単にトレードルールに必要な内容を纏めてみました。



取引のスタイルを決める

・目指すゴールやトレーダー像を考える

・取引に使う時間足を決める

・ポジションを持つ期間を決める

・ポジションサイズ、レバレッジを決める

・資金管理計画を作成する


取引する物を決める

・トレードを行う通貨ペアを決める

・トレードに使用する時間足を決める



取引のロジックを決める


・エントリーの条件、根拠を明確にする

・リスクリワードを決める

・損切の条件を決める

・利確の条件を決める


ポロン
ポロン

このような事がトレードを行う上で必要だとは思いますが、
色々なカスタマイズも良いと思います。


【実際のトレードルールの例】


ポロン
ポロン

こちらは上記を踏まえましたトレードルールの一例になります。



取引時間

ロンドン・NY市場が開いて相場が落ち着いたらトレードをスタート。



ポジション保持期間

デイトレを行い、ポジションは日を持ち越さない。



ポジションサイズやレバレッジ

1回当たり口座資金の2%、レバレッジは10倍以内。



通貨ペア

クロス円をメイン。



取引時間足

相場環境は4時間足、エントリーと決済は15分足。



エントリーポイント

直近の高値か安値をブレイクしたとき。



リスクリワードレシオ

2対3で設定する。



損切ポイント

最寄りのサポートラインを割った時に損切り。



利確ポイント

TP設定か値動きで決済。

ポロン
ポロン

MAの位置、MTFの関係性、トレード時間帯なども大切です。

参考にしてみてくださいニャ

姫


【トレードルールの検証方法】


ポロン
ポロン

トレードルールは1回作って終わりではありません。

持続的に改善していくことが大切ニャ!

姫



検証作業は、実践→分析→検証→改善→実践→分析→検証→改善の繰り返しです。

ただ闇雲に実践するより、何を検証するのかハッキリさせた上で試す方が効率的です。

検証の目的には「既存のルールの改善」新しいルールの導入」という2つの効果があります。

いずれも基本は変わりませんが、「既存のルールの改善」では、

まず現在使っているトレードルールを良く見つめなくてはなりません。

【改善が必要な場所を見つける】



まずは既存のルールに対し、取引をする中で

「ここが上手く行っていない」と思われる部分を探します。

毎回の記録をつけていれば、すぐに思い浮かぶかもしれません。

そこで改善案まで同時に発想されていたら、とても良いですよね。

ただしサンプルが少なすぎると、特定のケースに左右されてしまい、

その後の再現性が乏しくなることがあるので注意しましょう。


【どのように改善するか考える】


ポロン
ポロン

過去の取引データやチャートを元に、
どうしたらパフォーマンスが上がるか考えてみましょう。



・インジケーターの効果が弱ければ、設定数値や使い方を変えてみる。

・損切りの累積が多すぎるならば、設定基準を変えてみる。

このようなことニャ

姫



過去のチャートも大きなヒントになるので、

使った指標も含めて画像で残しておくと役立ちます。

また数値的なデータがあれば、結果との相関性など分析をしやすくなるはすです。


【改善策が効果を発揮するか試してみる】



実際に試してみて、推察通りの効果を発揮しているかを検証してみて

結果が思わしくなければ、また別の改善策を考えて、色々と試してみましょう。

検証には手間がかかりますが、何度も何度も繰り返し行ううちに

トレードルールが洗練され、効力を高めていきます。

ポロン
ポロン

検証を繰り返す事で、色々な事が見えてきます。

きっとチャートが教えてくれるニャ

姫



更に、新しいルールを導入するための検証もありますよね。

その場合も、影響が及ばない部分については、ルールは可能な限り変えずに検証します。

そうすることで、変えた部分だけの影響を測れるからです。

また、今のルールを改善するのか、新しいやり方を試すのかで進め方も少し変わってきます。

ポロン
ポロン

今回はルールについて触れてみました。

ポロン
ポロン

ルールを作り、守ることはとても大変ですが、
夢に向かって頑張っていきましょうね!

ポロンも色々考えながら取り組んでみるニャ

姫
ポロン
ポロン

ありがとう!!


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