【ダマシを回避しよう】

ポロン
ポロン

以前に「ダマシ」について少し触れましたが、
「ダマシ」とはなんでしょう。

なんだかとっても気になるニャ~

姫
ポロン
ポロン

実は、ローソクが閉じるのをを待ちきれずに
この「ダマシ」に良くやられます。

ポロンは待てが苦手ニャね~

姫
ポロン
ポロン

そうだけれど、頑張って乗り越えます!!

ポロン
ポロン

では、今回はこの「ダマシ」について考えてみましょう。



トレードを行う時のレンジブレイクにおける最大の難敵は「ダマシ」になりますよね

勝率を上げるためには、なんとしてもこの「ダマシ」を回避しなくてはなりません。

ポロン
ポロン

今回は、この「ダマシ」に関する考察や対応策を考えてみましょう。

「ダマシ」を攻略することで必ず勝率が上がるはずニャ!

姫


【「ダマシ」には種類がある】


調べてみると、「ダマシ」には、相場での自然のメカニズム的に生まれるものと、

人為的・故意に構築されるものがあります。


人為的・故意になんてとっても怖いニャ~

姫
ポロン
ポロン

そうだね、しっかりと知識をつけて戦わないといけないですね。

ポロン
ポロン

では、二種類の「ダマシ」について、
どういう事なのかを順番に考えてみましょう。


【自然発生的に生まれる「ダマシ」】



自然発生をする「ダマシ」は、後から振り返っても見事な「ダマシ」になっているケースが多いです。

ポロン
ポロン

ですので、負けトレードの振り返りはとても大切です。



多くの「ダマシ」は、トレーダーたちが自己の利益を最大化したり、

損失を最小化したりする結果として発生します。

そのメカニズムは、新規の売買と損切りのバランスです。

ブレイクした直後、流れに乗った新規のポジション立てと損切り勢が噛み合うと、

一気に価格が動きます。

しかし新規勢が様子見に入って注文を入れず損切り勢もこの程度であればと動かない場合

価格に対する圧力はリセットされます。

取引量を伴わない限りレンジブレイクは持続せず、元のレンジ内に引き戻されるということです。



色々な判断材料があるとは思いますが、テクニカル指標や、実際の値動きの状況から、

そうした背景も含めて判断するようにしましょう。


ポロン
ポロン

でも、この判断がとても難しいのですよね。



【人為的に構築される「ダマシ」】



次に、大口の機関投資家などが演出する、意図された「ダマシ」について考えてみましょう。

一般の投資家からすれば迷惑千万ですが、戦っても勝ち目はありません。

ひたすら危険を避けて振る舞いましょうね。


ポロン
ポロン

では、彼らが使う手口を考えてみましょう。



まず、大きな注文を入れて、レンジブレイクに相場を誘導します。

それに釣られた一般投資家の資金を呼び込んでまんまとブレイクさせたら、

そこで逆方向に買い浴びせや売り浴びせを仕掛けてくるのです。

すると相場は元のレンジ方向に戻りますが、そこで今度は買い戻しや売り戻しを行い

利益を稼ぎます。

結果、一般の投資家は相場が上下に揺さぶれる中、損切りで資金を減らしてしまうというわけです。

酷い場合は、その直後に今度は逆方向のラインで「ダマシ」を作り、

往復ビンタのように損切りを狩り尽くします。

ポロン
ポロン

このような手口に翻弄されて、
大切な資金を失うわけにはいきませんよね。





相場の格言に「頭と尻尾はくれてやれ」というものがありますが、

勢いよく飛び出た時こそ「ダマシ」を疑い「釣りかもしれない」という慎重さを持つ事が大切です


【「ダマシ」を避けるには】


このような「ダマシ」を避ける方法はあるのかニャ?

姫
ポロン
ポロン

では、その方法を考えてみましょう。





レンジブレイクに伴う「ダマシ」を避けるには、普段使用されているインジゲーターや

「すぐに飛びつかない」という心得の他にも確認をする方法があります。


ポロン
ポロン

次に書いていく「ダマシ」を避ける方法はとても大切な知識なので、

一緒に学んでいくのニャ!

姫


【大きなトレンド方向を意識する】



上下で反発し合うレンジ相場であっても、そこに至るまでには大きな流れが必ずあります。

このような値動きを、より長い時間足のチャートを確認しましょう。

MTF分析ニャね

姫



支持線をしっかりと抜け出すような上昇トレンドや下降トレンドが認められたら

ブレイクもその流れに沿う可能性が高まります。

しかし、短い時間足で監視をしていた場合にブレイクをしても、

長い時間足をMTF分析で見てみると全然ブレイクしておらずに

「ダマシ」で終わるかもしれない可能性が高まるということが多いです。

少なくとも、いつも以上に慎重になることで、負けトレードを減らせるでしょう。

ポロン
ポロン

安易に飛びつかない事が大切ですね。


【ローソク足が閉じるのを待つ】



エントリーのタイミングに限らず、チャートに関する判断は、基本的に終値が確定して

ローソク足が閉じるのを待つのが原則です。

ポロン
ポロン

これがなかなか待てないのです。



ローソク足がラインをブレイクしてますラインの外に出ても、

そのローソク足がヒゲとなってローソク足の実体が

すぐにレンジ内に引き戻される事が多くあると思います。

それに対して、実体がラインを超え、ローソク足の終値が決まって

しっかりと閉じてからのエントリーを心掛けてましょう。

そして、ローソク足が閉じたのを確認した上で、抵抗線にタッチして

反転するタイミングを待ちましょう。



ヒゲは、その時点での一部のトレーダーの心理を反映しますが、

それが多数によって修正された結果が終値です。

一瞬でヒゲが伸びてしまうと、あたかも相場の流れがそちらの方向で確定されたように思えますが、

うかつに乗るとだまされます。

ポロン
ポロン

いきなりグイッと伸びると飛び乗りしたくなりますよね。

すると全戻しにあって、焼かれる事が多いニャ

姫
ポロン
ポロン

ローソク足が閉じることを待って、その後の値動きに合わせてエントリーだね。

ポロン
ポロン

これはもの凄く大切な事なので、覚えておきましょうね。



【ブレイク前の値動きに揉み合いがある】



少し意外かもしれませんが、レンジを超えて一気に付き抜けた場合だましの可能性が高まります。

それより、手前でもたつきながらも時間がかかっている方が、レンジを抜けると

そのまま伸びていくことが多いのです。

それがよく現れた状態が、ライン前後での小さなレンジ相場ですが、

そこまで明確でなくても多少の揉み合いがあった時の方が信頼性が上がります。

また、安値の切り上げや、高値の切り下げなどが伴えば

さらに「ダマシ」を回避できる確度が高まるはずです。




ポロン
ポロン

この揉み合いは、「三角持ち合い」と言われる値動きが多いですね。

「持ち合い」後のブレイクは信頼度が高いニャね!

姫





ポロン
ポロン

でも、時間の節目や欧州、NYなどの開始時、指標発表時などは要注意ですね。



【まとめ】


ポロン
ポロン

今回は「ダマシ」について書いてみました。

「ダマシ」は頻繁に発生する事が多い現象ニャ

姫



人為的な「ダマシ」は「いかにもブレイク」という雰囲気をかもしだしてきますので、

たちが悪いとも思います。

ポロン
ポロン

ダマシを知らなくて、ローソクが閉じるのを待てずに
何度も飛び乗りをして刈られたことが・・・。

独学の辛いところニャね~

姫
ポロン
ポロン

そうだねー。

ポロン
ポロン

でも、しっかりと知識をつけて地道にがんばるよ!!

ポロン
ポロン

「ダマシ」を上手く回避しながら、
コツコツとトレードをしていきましょうね。


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