以前にも格言集を書きましたが、今回は第二段となります。
心に沁みる格言が多いので是非ご覧下さいニャ~
そうだね、格言には相場へ色々な想いを感じます。
そして、どの時代でも考えられいることは同じなのですね。
ちょこっと前回と被る格言もありますが、是非ご覧下さいニャ!
【卵を割らずにオムレツは作れない】
リスクをおわなければ、報酬は得られないという格言です。
反対のような格言に『卵は一つのカゴに盛るな』というウォール街の格言がありますが、
初期のお金がどれだけあるかによって選ぶべき格言が変わります。
ある程度、資金があって年2%程度のローリスクの利回りがいいのであれば
分散投資をするのがいいですし、逆にリスクは大きくてもいいから稼ぎたいと思っている人は
相場について学んで投機をしたほうがいいでしょう。
どちらにしろ本質は同じで、ローリスク・ローリターンかハイリスク・ハイリターンの
どちらをとるかということなので、自分の投資戦略に合わせて格言を選びましょう。
【人の行く裏に道あり 花の山】
他人とは反対のことをしたほうが、うまくいく場合が多いことを説いている格言です。
初心者の投資家は往々にして、「周りが買っているから自分も買う」
「バブル崩壊とTwitterで騒がれているから早く売らなければ」と周りに合わせて
行動することが多いです。
もちろん、美人投票である以上は周りに合わせるべきではないの?と思うかもしれませんが、
重要なのは周りよりも先に行うということ。
人気になるであろう銘柄を買うべきなのであって、人気になった銘柄を買うのは遅すぎです。
大体の場合において周りがさわぎ始めるときは、プロの投資家が仕込み終えたタイミングで
得られるものはありません。
大勢があまりにも一方に偏りすぎたときは、この格言を思い出しましょう。
【勝たんと打つべからず、負けじと打つべし】
稼ぐことを最大の目標にするのではなく、生き残ることを最大目標として
トレードをしようという格言です。
心に沁みるニャ~
孫子兵法などでも同じようなことが説かれており、天才軍師といわれた諸葛孔明なども
重視していたのは負けないということ。
負けさえしなければ、様々な経験をえることができ、そのうち大相場に出くわしたタイミングで
勝つことができるでしょう。
【商人に系図なし】
投資やトレードでは、生まれ、学歴、身分、年齢差はない平等な世界である
ということを示した格言です。
これも心に沁みるのニャ~
資金力によって打つべき手はことなりますが、完全に実力主義で成り上がったり、
落ちぶれたりするのがトレードです。
相場に頼れるものが自分である以上、研究し努力を積むことで勝てるトレーダーを目指しましょうね。
【当たり屋につけ】
上手な人のミラートレードしましょうという格言です。
当たり屋ってなんニャ??
ある一定の期間に渡って、相場で利益を上げ続けている人を指しています。
当たり屋の人たちは基本的に相場をしっかりと研究しているので、
その後ろに追従すれば最低限の利益が取れるということになります。
ただ、ここで注意したいのは当たり屋につくのであれば、決してハイレバをやってはいけない。
資本力・期間が違うので、思惑が同じでも損切りする可能性があります。
【遠くのものは避けよ】
よく知らないものに投資するのはやめましょうという格言です。
日本の上場株は約4,000ほどあり、仮想通貨やFXなど様々な投資商品があるにも関わらず、
その中からわざわざよく分からないものに投資する必要はありません。
自分がよく知っているものであれば、予期せぬ日常から相場の動きにつながる可能性もあります。
投資をするのであれば、身近にあるものを選びましょうね。
【命金に手をつけるな】
投資は絶対に余裕資金でやりましょうという格言ですね。
命金というところにドキッとしたニャ
思惑が外れて困るような資金を投入すると客観的な判断ができなくなります。
生活費、老後の資金、マイホームのための頭金で投資するのは絶対にやめましょう。
余裕資金がある場合にのみ、投資を始めるのが最適といえるでしょう。
【勝つことのみ知りて負くることを知らざれば、害その身に至る】
投資で負けたことがないということは危険であるという投資の格言です。
負けないことは良いことなんじゃないのかニャ?
もちろんそうなんだけれど、
イレギュラー時の対応に困ってしまうという意味ですね。
ビギナーズラックで勝ち続けていると、損したタイミングでどのような対応をすればいいのか
分からずに大きく損するというもの。
なので、最初に投資するときは損をするものと思ってトレードをしましょう。
できるだけ失っても痛くない金額で学習費用と思って投資をして、
相場にふれてみることが勝てるトレーダーになる早道です。
【相場は相場に聞け】
自分の主観やニュースなどよりも、相場に従うようにしましょうという格言です。
ある種、テクニカル分析の金字塔になる格言ともいえますが、
相場の価格は買い手と売り手で決まります。
ニュースなどで一時的に上がったり下がったりすることがありますが、
相場は既にそういったニュースをあやふやな段階を予想して値動きをしているもの。
ニュースなどでいい材料がでたからといって買うのでは、既に遅いです。
自分の主観であがるかもと思うよりかは、相場(チャート)に合わせてトレードするのが
最良であるといえるでしょう。
【天井三日、底百日】
こちらは、ロングとショートの事を言っているような格言ですね。
相場の典型的な動きとして、ゆっくりと上昇して天井になったと思った途端に一気に下がり、
次の上昇を始めるまで長い期間に渡って横ばいを続ける傾向があることを一言で表した格言です。
相場の値動きにおいて、一番あるパターンなので意識しておくとよいでしょう。
この値動きがあることから、買おうかどうか迷っているときに関しては買わなくてもいいですが、
売ろうかどうか迷ったときはすぐに売るべきであるという行動が鉄則になります。
ゆっくりと上がるものなので、買うのが多少遅れたとしても色々と判断して確信をもって
買うことができますが、下がるときは本当に一瞬で下がるので大損になる可能性があるでしょう。
確立は低めですが暴騰して買えなかったとしても、損失は生まれないので
次の機会に活かすことができますよね。
【陰陽はめぐりめぐりて循環す、陰極まりて陽となるなり】
相場というものは上がったり下がったりするものであるという格言です。
非常にシンプルな内容ですが、初心者は意外と忘れてしまいがちですよね。
相場は残念ながら上がり続けることはないですし、下がりつづけることもありません。
どこかでトレンドの変更を必ず迎えます。
今がトレンドのどの当たりにいるかを意識してトレードをしましょうね。
【山深ければ谷深し】
いつかバブルは崩壊すると急落することを表している格言です。
投資をしていると、多くの人が価格が現実から乖離した値動きをつけることに出くわすと思います。
一度、人気になれば破竹の勢いで価格を更新していきます。
しかし、バブルは長くは続かないものですよね。
急騰している銘柄ほど、下げも大きくなるということです。
【大保合いは大相場】
相場で価格の動きが無ければ、それはパワーをためているという格言です。
保合いってなんニャ??
それは、あまり値動きがない状態です。
だいたいの相場では、上がったり下がったりするのを繰り返すと、
段々と値動きが小さくなってきます。
一見、つまらない相場のように見られますが、相場に慣れているほど緊張します。
というのも、この保ち合いが終わった次の動きは、だいたいトレンドになり
大きな値動きになることが多いから。
保ち合いときこそ、ジッと耐えてしっかりとチャートに注目しましょう。
【売るべし 買うべし 休むべし】
これは、ポジポジ病を戒めた格言ですね。
投資の初心者ほど常に売ったり買ったりする人が多いですが、結果的に損をしがちです。
というのも、投資で利益をあげれば「天才かも、もっと稼ごう」という驕りがうまれ、
逆に損失を抱えれば「悔しい、取り返そう」という焦りが生まれて客観的に相場が見れなくなるから。
基本的に一回のトレードが終わったら、しばらく休むのが定石。
一歩引いて市場の環境や相場の動向、ニュースなどをゆっくり眺めまわす余裕をもちましょう。
【株を買うより時を買え】
投資対象の選択よりも投資する時期を選ぶことが
大事であるということを示した格言です。
優良株などでも、適切なタイミングで買わないと損につながることもあります。
大事なのは割安のタイミングで買うということ、これに尽きるでしょう。
だからこそ、テクニカル分析がとても重要となすのです。
【アタマとシッポはくれてやれ】
買うときも売るときも最高値や最安値でトレードせずに、余裕を少しもって行ったほうがいい
という投資の格言です。
投資家の心理としては最安値で買って、最高値で売りたいと思うものですよね。
しかし、実際には底値で買って、天井で売ることは、ほぼ不可能で、
有名なトレーダーでもできている人は存在しません。
とはいえ、天井や底の値段が100発100中でピッタリと当てることはできない以上、
適度なタイミングで売買をしましょうということですね。
【見切り千両】
損切りをしっかり出来るようにしましょうという格言です。
自分が予想していた方向と逆のポジションに動いてしまったときほど、つらいときはありませんよね。
例えば、買った株が予想に反して値下がりした場合、
居ても立っても居られない気持ちになり売るべきかどうか迷う人がほとんど。
結論からいうと、このようなときは迷わずに売りましょう。
人は一貫性の原理から最後まで同じ行動をとろうとしますが、
相場でこの心理に従うと大やけどする結果に。
株価は下がり続ける一方で、とんでもない安値で投げ売りする羽目になります。
多少は損するのは間違いありませんが、大損が避けることができるため千両の価値がある
という格言です。
とはいえ、格言を信じて売った途端、予想どおりの動きをしたらどうするんだ!
というように後悔したくないのが一般的な考えでしょう。
重要なのは、ポジションを持つ前に損切りラインを設定することです。
損切りラインを設定しても損をする可能性は十分ありますが、
いったん見切ったほうが再出動がしやすいですし、多少の損で済みます。
むしろ、損切りラインが誤っていたことをしる学習費用と考えた方が良いのかも知れません。
【「もう」はまだなり、「まだ」はもうなり】
自分が立てた「希望的観測」にとらわれるなという格言です。
希望的観測は怖い時があるものニャ~
実際に心の中でまだ買うのが早いと思っていたときに相場があがり、
逆にもう底だと思って買っていたらまださがってしまったという経験をした人も
すくなくないのでは、ないでしょうか?
そもそも知っておきたいこととして、あなたが買ったということは誰かが売っているということで、
逆にあなたが売ったということは誰かが買っているということ。
つまり、自分と全く逆の予想をしている人がいる以上、
なぜそのような予測をしているのかを考えてから行動をしましょう。
特に考えるべきは、大口投資家がどのような動きをするかだと思います。
【まとめ】
相場師の格言を纏めてみましたが、いかがでしたでしょうか。
心に沁みたニャ~
最後に、トレードにおいては次の格言が示すように実践が最重要だと思います。
「知識は本でも学べるが、勘は実戦で強くなる」
勘とは様々な現象を無意識に感じ取る能力ですが、これらは本だけで読み取れるものではなく
実際にやってみることが一番という意味ですね。
とにかく成功者になる為には色々な経験を積んでいくしかないのだと思います。
ですので、絶対に諦めない気持ちを強く持ってコツコツと取組んでいきましょうね!
頑張のニャー!!
こちらの相場格言集も是非ご覧下さいね!
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