【チキン利食いを治して利益アップ】

ポロン
ポロン

「チキン利食い」これは今の大きな課題です。

ポロン、頑張って治してニャ!!

姫
ポロン
ポロン

もちろん克服するからね!


保有中のポジションが含み損を抱えた時それを確定させるのが嫌で、

無闇に先延ばししてしまう人は多いと思います。

しかし含み益が出ると、その逆にすぐに利益の確定に走ってしまい

なかなか利益を伸ばせないという現象があります。

これを俗に「チキン利食い」と言い、特に初心者にはありがちです。



ポロン
ポロン

私には「ある、ある、ある」になってしまっています。汗

これは、きっとみんなが通る道ニャ

姫


しかし、チキン利食いをしていく限り、FXでは大きな収益を得られません。

自分の資金を大事に守りたい、損をしたくないという気持ちが強いほど、

逆に損を招く結果になってしまうのです。

ポロン
ポロン

これがFXの難しいところであり、怖いところですよね。汗


FXを上達させるためには、このチキン利食いを克服していく必要があります。

しかし、チキン利食いは、単にメンタルを鍛えれば解決するような問題でもありません。

【チキン利食いは、リスク・リワードを悪化させる】


リスク・リワードレシオは、勝った時の平均金額 ≒ 利確ポイントと、

負けた時の平均金額 ≒ 損切りポイントとの比率です。

例えば利確ポイントを12pips、損切りポイントを10pipsの場所に置いた場合、

リスク・リワードは12 ÷ 10 で「1.2」になります。

この条件でトレードを10回行い、勝率が50%だった場合を考えてみましょう。

スプレッドなどを除いた理論的な平均収支は下記になります。

利益 = 12pips × 5回 = 60pips

損失 = 10pips × 5回 = 50pips

収益 = 60pips – 50pips = 10pips

このように、10pipsの利益を確保できるという結果です。

しかし利益を伸ばせず、微益で決済してしまったら、どうなるでしょうか?

ポロン
ポロン

例えば12pipsの半分、6pipsで利確してしまった場合を見てみましょう。


利益 = 6pips × 5回 = 30pips

損失 = 10pips × 5回 = 50pips

収益 = 30pips – 50pips = -20pips


ポロン
ポロン

本来であれば利益が出ていたのに、
チキン利食をした結果、大幅なマイナスになってしまいました。



このように、FXで勝利をするには、利幅を十分に取ることが不可欠です。

チキン利食いはリスク・リワードレシオを悪化させるだけで、何もメリットがありません。

むしろ頭に入れておくべきは、チキン利食いは利幅を下げて収支を悪化させるだけではなく、

利幅を伸ばすチャンスをも放棄することです。

ポロン
ポロン

このようなことから、チキン利食いを避ける必要があるのですよね。

ポロンは待てが苦手ニャ~

姫
ポロン
ポロン

そう、「待て」が難しい~汗。


【チキン利食いにもメリットはある?】


ポロン!あれは何ニャ!?

姫
ポロン
ポロン

あれは鶏だね、姫は見たことがないものね。

つつかれると痛そうだニャ~

姫
ポロン
ポロン

う、うんそうだね・・・汗

ポロン
ポロン

その話は置いといて。



ポロン
ポロン

チキン利食いは避けるべきであることは、理解できますね。

でも良いことは無いのかニャ?

姫



チキン利食いにはメリットもあります。

なぜならチキン利食いには、一見すると単純に「悪い」と言い切れない部分があるからです。

時には、チキン利食いが窮地を救う切り札であるかのように思うこともあります。


そのために、どうしても感情的な面が捨て去れなくなります。

順調だった値動きが急に変化した時ニャ

姫
ポロン
ポロン

いつもヤバイと思って、
待てが出来ずにチキン利食いをして失敗しています。汗

ポロン
ポロン

ではチキン利食いには、どんなメリットがあるのでしょうか?

一緒に考えてみるニャ

姫


【チキン利確は勝率が上がる?!】


まず、「利益を確定させれば勝率を稼げる」というメリットがあります。

ポロン
ポロン

勝率は上がりますが、スキャルみたいになってしまっています。汗

ポロンは待てが出来ないニャ~

姫
ポロン
ポロン

そうなんだよね。汗

ポロン
ポロン

姫君!今ね必死に練習中ニャ!

そうなんだニャ!
頑張れポロン!!!

姫



FXでの最終的な目的は収支のプラスにあることですよね。

しかし、チキン利食い時は自分の感情が、「負けるよりは、少しでも勝つ方が良い」

と思ってしまっています。

ポロン
ポロン

良くも悪くもあるのですが、判断をし難いですよね。

ポロン
ポロン

それに、勝つことはとても良いのですが、
チキン知食いはなんともです。

勝てば良いのじゃないかニャ~?

姫
ポロン
ポロン

そうなんだよね、本当に毎回毎回そこが判断の難しいところなんだ。



FXには建値撤退という「引き分け」はあっても、

本的には「勝つ」か「負ける」かのどちらかですよね。


そこで「勝ち負け」を意識し過ぎると、

「利幅がどうでも勝ちを取らなくては!」と誤認してしまうのです。

すると、勝っても勝っても、

最後はマイナスになってしまうという結末になりかねません。

ポロン
ポロン

こちらが今の私ですね。


【チキン利食いで資産が増える?!】


それでも、小さい勝ちでも、資産が増えることに変わりはありません。

勝つこと以上に、資産を増やすことが大事だと思っているからこそ、

少額でもいいから利益を確定させたくなるのです。

ポロン
ポロン

少なくても勝ちは勝ちなんですよね。


勝率は、後で計算しないと分かりません。

しかし、手持ちの資金(証拠金)が増えていくのは、その場ですぐに分かります。

その結果、安心感と達成感も得られるでしょう。

なので、その誘惑を断ち切るのが難しいです。

しかしそうして積み上げた小さな利益は、

たった1回の損切りで吹っ飛んでしまう可能性が高いでしょう。

ポロン
ポロン

これがコツコツドカンにつながっていますね。汗

やっぱりチキン利食いは治した方が良いニャ~

姫
ポロン
ポロン

そうだね、難しいけれど頑張って治すよ!!!


【チキン利食いしても問題がないケース】


基本的にチキン利食いはFXにとってはあまり良く無く改善していく必要性があります。

しかし、「少額の利益しか稼げないのに利確をする」ことが全て悪いわけではありません。

ポロン
ポロン

ではチキン利食いを許しても良いパターンを考えてみましょう。



それは、計画を元に、理性で決済している場合、

当初から少額の利益を念頭に置いて、トレードしている場合です。

例えばスキャルピングなど、コツコツ積み上げていく手法が該当します。

この場合、あくまで計画通りの利確ですから、「チキン利食い」だとは言えません。

ポロン
ポロン

スキャルピングではチキン利食いではなく、
当たり前の考えですね。


当初に立てたエントリーの根拠と、実際の相場の流れとが異なってしまった場合も同様です。

ポロン
ポロン

レンジブレイクを狙ってエントリーしたけれど、値動きが急変した場合ですね。

こんな時はチキンになって利食いするニャ

姫


根拠が崩れた以上、それ以上の深追いに意味はありません。

これらに共通するのは、事前に立てた計画が判断基準になっていることです。

計画通りに進めば利確する計画の根拠が崩れたら撤退する

行動が理性的ならチキン利食いには該当しません。

ポロン
ポロン

このように書いていますが、なかなか難しいのです。

コツコツと頑張るしかないニャ!!

姫


【チキン利食い時は感情的になっている】

ポロン
ポロン

問題があるのは、感情的になって理性が薄れて、根拠なく利確してしまうことです。


小さな含み益の増減に一喜一憂し、常にここで利確すべきか、しないべきか悩んでしまう。

そして利益が食い込むように下がった瞬間、

反射的に利確ボタンを押してしまうといったスタイルです

ポロン
ポロン

まさに今の私ですね。


【チキン利食いになる原因】



よくあるのは、エントリーではテクニカル分析などを基準にしたのに、

利確は感情的にしてしまうケースです。

これは、トレードルールが徹底していないこと自体が問題です。

その都度つまみ食いのように色々な手法を混ぜてしまうと、感情的なトレードの温床になります。

その時の気分で、根拠がブレブレに変わってしまうからです。

ポロン
ポロン

根拠がブレブレ、痛い言葉ですね。汗

ポロン
ポロン

次に、人はどうしてチキン利食いに陥ってしまうのか、
その原因について考えてみましょう。



そもそも利確は損切りよりも難しいから

利確の方は、損切りほどには明確な基準や根拠が付けにくいのです。


チキン利食いで救われた記憶を持っているから

過去に何らかの形で、チキン利食いでメリットを得た経験があることです。



欲張り過ぎるから

損切りの根底に「損をしたくない」という気持ちがあるなら、

利確の根底にあるのは、「得をしたい」という気持ちです。



レバレッジが高すぎるから

問題は、高いレバレッジを許容できずに、感情的な決済をしてしまうことです。

自分が許容できる限界より高いレバレッジを掛けると、チキン利食いの元になります。



プロスペクト理論による説明

プロスペクト理論は「損失回避の法則」とも呼ばれます。

人間は損得が絡むと合理的な考えを捨て、

「損をしたくない」という感情で行動してしまうというものです。

ポロン
ポロン

こんなことからlotを下げてみました。

効果はどうなのニャ?

姫
ポロン
ポロン

まだまだだけれど、前よりは待てるような気がするよ。

決めたところまでの「待て」が大切ニャ!

姫


ポロン
ポロン

チキン利食いを誘発させる直接的な原因についても、
まとめてみました。

きっと当てはまる事があると思うニャ

姫


・自分のトレードルールやスキルに自信がない

・あまり過去検証をしていない

・首尾一貫した基準でトレードができていない

・損益額の大きな振れ幅に恐怖する

・大局を見ずに目先の時間足の動きに一喜一憂する

・反射的に利確してしまう(プロスペクト理論

・過去のチキン利食いの「偽りの」良い記憶が蘇る

・コツコツドカンとチキン利食いが繰り返される

ポロン
ポロン

判断が難しいのですが、こんな状況を克服しなければなりません!

ポロン
ポロン

また、色々な相場を何度も何度も経験して、経験値を上げないと治りません。


プロスペクト理論からも、チキン利食いは

誰もが陥る可能性のある現象であることが分かりますよね。

それだけに、闇雲に頑張るだけでは、チキン利食いの克服は困難なんです。

それでも、正しい考え方ややり方を通じて解決した方が利益を残せるようになります。

【チキン利食いの克服方法】


ポロン
ポロン

チキン利食いの克服について纏めてみました。

少しでも参考になると良いニャ

姫



・常に利大損小を意識する

・過去のトレードをしっかりと検証する

・決済までのシナリオを複数描く

・エントリー時にはリスク・リワードを設定する

・分析力、環境分析力を磨いていく

・レバレッジやロットを落とす

・MTFで上位の時間足のチャートを見る

・自分のトレードルールを信用する

・過去のチキン利食いのイメージを理想の利食いへ上書きする

・エントリー後はチャートを離れる

ポロン
ポロン

沢山書きましたが、やりやすいところから取組んでみましょう。

ポロン
ポロン

また、自分のトレードルール技術を信じることが、
チキン利食いの根本的な克服方法です。

自信のあるトレードが出来ないと治らなそうだニャ~

姫
ポロン
ポロン

僕もそう思うよ。


【分割売買を取り入れる】

ポロン
ポロン

分割売買も克服する為の方法です。


注文を自動化してみる

分割売買を取り入れる


そもそもチキン利食いの多くは反射的な決済となるため、

ほとんどの場合、まとめて1回で利確してしまいます。

しかしそうした決済を行うと、

その後に有利な条件で決済できる可能性を無にしてしまうのが問題です。

その時になって「利確しない方が良かった」という結果になっても、

時は巻き戻せません。

利確を自動化したり、何回かに分けて行えば、そうした問題は解消されます。

例えば、ポジションの半分だけ微益で利確し、

残りは今後の伸びに期待するという方法があるでしょう。

1回目の利確は本来のトレードルールに背くでしょうが、

2回目はそれを実行することができます。

1回は利確を済ませることで、心理的に安心を得られることも有意義です。

ポロン
ポロン

これも練習中です。汗

チキン利食いはパニックに陥った結果なされることが多いため、

落ち着いていられるだけでかなり発生を押さえられます。

この方法を使うと、以前ならチキン利食いで終わっていたはずのトレードを、

その後も持続的に見られるようになります。

すると、焦って利食いしなくても良かったという場面に遭遇するでしょう。

チキン利食いにはメリットもあるから、一概に悪いとは言えないニャ

姫
ポロン
ポロン

それでも今のトレードスタイルは治したい!

ポロン
ポロン

チキン利食いを改善して、
目標通りのpipsを取れるように頑張っていきましょうね!!

損切りの苦しみを、利確を伸ばす苦しみに変えるのニャ!!

姫



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