人は一日のほとんどを選択しながら生活をしております。
それは何かというと、朝起きてから、今日は何を着ようか、何を食べようか、
どこへ行こうかなどの全ての判断になります。
しかし、そのような判断量に人の脳は耐えられない仕組みになっている為に、
その判断のうち95%は無意識であるとの研究結果もでています。
そして、その無意識の判断が直感になるのだと考えられます。
そして、直感は第六感ではないかと思っております。
また、トレードでは直感で判断することもとても大切だと考えております。
環境認識を無意識に直感レベルで判断ができるトレーダーになりたいですね。
では、どういうことなのか一緒に考えてみるニャ
世の中には非常に高い確率で正しい選択ができる人がいます。
その時の共通点には、自分の直感を信じる力の強さがあるのではないでしょうか。
この感覚はトレードでのエントリー、利食い、損切りなどに表れていると思います。
羨ましい感覚であることは間違いありませんよね。
では、絶対が無い相場でなぜ直感できるのでしょうか。
その理論を考えてみるニャ
「なんとなく感じる最初の直感」はまず正しいと言われます。
そして、ある大学の研究によると、人間の直感の的中率は90%との統計がでています。
直感とは、脳が過去にインプットしてきた経験や学習のデータベースから、
無意識に答えを引き出してくる超高速の脳の意思決定プロセスであるとのことです。
ですので、直感とは記憶という根拠に基づいた、脳の論理思考の一種ということになります。
この考えが以前から考えていた内容とぴったり一致しました。
動物は自分の直感を信じて行動することで、
意思決定での間違いのない道を選んでいけるのです。
僕は直感で生きているニャ~
んー姫君のは本能丸出しだね~。笑
直感を妨げるバイアスを意識できるようになって、
当たった直感を書き残すといったトレーニングをすれば、
みるみる直感力が研ぎ澄まされていくのを実感できると言われます。
直感はスピーディーに決断を下し、後悔のない生き方をするための強力な武器になります。
そして、試行錯誤を重ねれば誰でも直感力を磨けます。
では、そのような直感を強力な武器の一つに出来るように考えてみましょう。
【直感とは】
直感とは、論理的な思考や意識的な観察を介さず無意識に
意思決定や判断が行われることです。
直感を天賦の才だと思っている人も多いですが、それは違います。
その能力はコンピュータでも太刀打ちできないほどのスピードで、
誰もが普段から使っています。
直感は、脳の意思決定プロセスの一つです。
姫君は直感と本能が一緒の気がするなぁー。
僕はいつも一生懸命にまじめニャ!
ん~、ちょっと違うけどそういうことにしておこう。
物事をなんとなく判断するときと、熟考して判断するときでは、
脳内で起きている情報処理プロセスが明らかに違います。
そして、この「なんとなくそう感じた」こそが、直感の正体だといわれます。
直感を使いこなせる人は、意思決定が速く、後悔しない判断ができています。
たとえ直感での判断が間違っても、自分で信じた判断であるために
すぐに心を切り替えられるのです。
このように、沢山の経験値を積んで磨き上げた直感を
使えば後悔をしないトレードができるようになるはずですよね。
【直感と言われる3つの法則】
直感を身につけるために押さえておくべき3つの法則があります。
その1つ目の法則は、最強の根拠は「なんとなく」だということです。
ある大学の研究によると、「なんとなくこの人と気が合いそう」といった、
日頃感じる最初の直感は、90%近い確率で的中することが証明されております。
この精度の高さは、「過去の経験の記憶」という立派な根拠に基づいているからです。
面接を例にすると、実際に面接をした場合と、
映像で一部だけ見た場合とで、面接官による評価は
ほぼ同じだという実験結果があります。
パッと見の直感とじっくり観察をして精査した結果では、
相手の印象はほとんど変わらない結果です。
初対面での第一印象は、かなりの確立で当たっているという事です。
判断に迷ったときは、わずか1秒程度で感じる
「なんとなく」の直感に従ったほうが良い結果を生み出すことになります。
ただし、何でもかんでも直感で決めればいいというわけではないです。
例えば、薬の効き目のように、科学的な実験や調査、
分析によって答えを導くものに関しては、分析をしたほうが正確さが増します。
2つ目の法則は「直感は技術」という法則ニャ
直感とは、過去に蓄積してきた経験や学習のデータベースから
無意識かつ高速で引き出された答えになります。
ですので、直感による判断経験や記憶、知識を積み重ねていけば、
習得できる技術だということになります。
直感は理屈を超えた領域ですので、理性的な人ほど直感を否定しがちです。
しかし、自分の感覚的なサインに従ったほうが、後悔しない選択につながりやすいです。
ですので、直感を最大限に活かすための鉄則は、自分の直感を信じることといえます。
そして、最初の直感と現実を照らし合わせて、ズレがある場合はその原因を検証します。
この検証の積み重ねで、先読み力、すなわち直感の力が鍛えられていきます。
3つ目の法則は「行動なくして直感なし」というものです。
「ピン!」ときても、それに従って行動しなければ、直感が「なかったこと」になってしまいますよね。
直感力の鋭い人は共通して、直感に従って行動して、それが違ったらすぐに修正をしています。
トレードではこの感覚がとても大切だと思います。
直感による直感での修正ですね。
取引の経験値が増えるほど、直感が的中する確率も高くなります。
物事の判断や決断に完璧を求めずに、
「70%くらいで見切り発車」できるかどうかだといえるのかも知れません。
【直感で次の一手】
次に、直感が発揮されやすい考え方を
2つみていきましょう。
1つ目は、「多くの知識・経験」です。
例えば、将棋や囲碁のプロ棋士が対局で最善の一手を瞬時に選べるのは、
膨大な量の専門知識と経験の裏付けがあるためだと言われます。
ある分野のエキスパートであればあるほど、
その道の直感力を発揮しやすいといえるのです。
その分野について学習や経験でしっかり準備できていることが、
直感力を発揮する基盤となります。
ですので、トレードでも多くの経験を積むことで直感力が増すということになります。
直感というか、無意識レベルで判断が出来るようになりたいと考えております。
【余裕を持つ】
2つ目は、直感に耳を傾けられるような、脳の余裕と心の安定ニャ
例えば作業スケジュールリストは作業効率を上げるだけでなく、
今やるべきことを明確にする効果があるため、余計なことを考える必要がなくなります。
すると、脳に余裕が生まれるので、直感がより働きやすくなるのです。
これは、FXでは長期的な目標設定が必要だということに似ています。
同様に、リスクをとればとるほどに直感は鈍ると言われます。
無理なハイレバや、根拠の薄いトレードニャね
生活の安定を捨てて背水の陣で物事に臨むと、どうしても慎重になり過ぎて、
直感による決断を貫きにくくなってしまうのです。
よって、できるだけリスクの少ない安定した状態をつくることが、
直感に正直になるための大事な条件となります。
リスクの高いトレードは判断を鈍らせるということですね。
気持ちを安定させてトレードすることが大切ニャね!
【趣味を深める】
3つ目は、得意分野とは異なる分野にも「趣味を持つ」ことです。
ある分野に精通したエキスパートほど直感が鋭くなりますが、
いわゆる「専門家」には必ずしもそれが当てはまらないということです。
ノーベル賞を受賞した研究者や科学者の中には、なぜか舞台芸術に携わっている人が非常に多いのです。
そればかりか、音楽、美術、工芸、文筆といった芸術関係の
趣味を持っている科学者のほうが、ノーベル賞の受賞率が高いのです。
人間の脳は、特殊な技能や技術を持つと、
それとは直接関係のない分野でも能力が活性化されるようになっています。
そのため、素人にもかかわらず、専門家が驚くほど技芸や学問が
優れている趣味を持っている人は、より鋭い直観力や高い創造性を発揮できるのです。
このように、専門外の刺激で直感を引き寄せることができるようになりやすいです。
能力が能力を呼んでいるみたいだニャ!
これはとても凄いことだと思うよ。
【直感を働きやすくする】
直感が鋭い人は、思考が行き詰まったときに一度リセットする
というメリハリを重視することができます。
トレードで負けてしまった時には有効だと思います。
そして、気持ちのメリハリを行うには、4つの行動があります。
1.集中して思考をている状態
2.集中した思考が行き詰ったら、今行っている思考を一度完全に止める
3.少し長めの休憩をしてリラックスをする
4.リラックスした状態になり、再度直感で感じる
という4つをサイクルして行うと良いです。
これが直感を働きやすくするメリハリのサイクルとなります。
やっぱり休憩は大切ニャ!
ある課題について脇目もふらずに集中して考え抜いて、
その後でいったん休憩をして、スパッと思考を完全に停止させる。
そして、課題について考えずにボーっと過ごせば、
緊張した脳が弛緩し、これまで出てこなかった名案が降りてきやすいです。
仕事を離れて散歩をしたり音楽を聴いたりするといった、
リラックスの最中に、脳内データベースが熟成されると考えらえられます。
うんうん、やっぱり休憩してリラックスすることが大切ニャね~
そうだね!
それと、これは忘却曲線でもありましたね。
【バイアス】
ポロン、バイアスってなんニャ??
バイアスとは、人の思考や行動に偏りが生じることとその要因です。
また、経験や思い込みや周りの環境などによって、物事を非合理的に判断してしまうことになります。
う~ん。難しいニャ
決めつけや無意識の先入観といった「バイアス」が直感に入り込むと、
直感の精度はガクンと下がってしまいます。
ですので、バイアスや固定観念といったノイズを捨てて、
最初にパッと見て感じた「まっさらな印象」で物事を判断することが必要となります。
一般的に人は、自分のことに関しては予想も評価も判断も、
他人のことに比べてかなり甘くなるといわれています。
正しく直感を発揮するには、代表的なバイアスと、
その影響を知っておくことが欠かせないのです。
では、このようなバイアスとは何か考えてみましょう。
【確証バイアス】
バイアスの代表例の一つは、自分にとって好都合な情報や、
自分の先入観の裏付けとなるような情報だけを集めようとする傾向、「確証バイアス」です。
例えば、面接で履歴書を見ることによって、
第一印象の正確さがマイナスの影響を受けてしまうというのも、
この確証バイアスの仕業になります。
好都合な情報だけを集めることで、思い込みの度合いが強まってしまい、
正しい情報を見逃してしまうようになります。
同様に、「成功したら自分の手柄、失敗したら誰かのせい」だと考える傾向になる、
「自己奉仕バイアス」にも気をつけましょう。
自分のプライドを守るために、無意識にこうしたバイアスが働いて、
大切な直感を鈍らせてしまいます。
【多数派同調バイアス】
人は「自分だけは大丈夫」と考えて、自分にとって
都合の悪い情報を無視する傾向となって、「正常性バイアス」も直感の妨げとなります。
オレオレ詐欺や振り込め詐欺の被害者は、この正常性バイアスを利用されているといえます。
オレオレ詐欺では、自分だけ大丈夫という考え方が盲点ですね。
酷いことする詐欺ニャ!
そうだよね!
許せない行為です。
直感で得た違和感を勝手に打ち消して、根拠なく「正常」と思い込んでしまうのです。
度が過ぎると、「異常事態」を正常と誤認識してしまい、
命を危険にさらすこともありえるので要注意です。
また、行動に迷ったときに、人は周囲の人に合わせておけば
安心だと考える心理傾向、「多数派同調バイアス」に陥りやすいです。
「みんなの総意」を担保にして「自分も大丈夫」と思い込むと、
危機を察知するという本能に近い直観も機能しなくなってしまいやすいです。
さらに悪化すると、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」というように、
慎重さを欠いたリスキーな選択をする「リスキーシフト」が生じ兼ねません。
このように、バイアスに惑わされる危険性を自覚して、
フラットな気持ちで物事を見直す姿勢が大切になります。
でも、こんな風に書いていると、何が正しいのかが分からなくなってきます。汗
僕は既に良く分からないニャ~
では、このような状態を防ぐことを考えていきましょう。
【バイアスを防ぐ】
バイアスとは、無意識に生まれた先入観や思い込みで偏りが生じた直感になります。
このバイアスを回避して、直感を正しく発揮させるには、
凝り固まった頭をやわらかくすることが必須となるのです。
そこで、具体的に役立つ習慣のひとつを取り上げてみます。
その習慣とは、「直感を紙に書く」ことです。
「こうしよう」と直感的に下した判断や決断などを紙に書いて可視化をすることで、
冷静に客観視ができます。
そうすると、思いついた瞬間には気づけなかったバイアスがあぶり出せるようになるのです。
ここで大事なことは「手で書くこと」になります。
ペンを使って手書きするほうが指先からの刺激がより多く脳に伝わって、
直感の精度が上がります。
さらには、自分の思考を書き出して直感と比較することで、
本心に気づきやすくなるというメリットもあるのです。
バイアスには冷静さを取り戻す事が大切です。
記憶と直感は似ているのかニャ?
そこが似ているのではなくて、脳への刺激方法が似ているのでは無いかなぁ。
【まとめ】
ちょっと分かり難いかもしれませんが、いかがだったでしょうか。
また、以前から考えていたことなのですが、人の直感って何故か結構な確立で当たるんです。
なので、何か決め事をする時には
数人に直感での意見を聞いたりしています。
なぜ直感が当たるのニャ?
なぜ直感が当たるのかを自分なりに分析をしてみると、
人は痛い思いをしたくなければ無意識で瞬時に避けられるし、
危険なことを見つけた時には瞬時に「危ない!」と叫ぶことができます。
これは人は生きている経験から、DNAや細胞が脳より先にそうさせるのだと思うんです。
「無意識に」というのも細胞達がそうさせるような気がします。
ですので、色々なプロはその域までの
修行を積んだのではないかと思います。
そう考えると、FXで勝ち続ける為にはコツコツと相場の場数を踏んで、
経験値を積み上げることが一番必要なのかも知れません。
今回は、直感について触れてみました。
トレードでは精査された直感や判断力が不可欠だと思います。
この記事が何かのきっかけになると良いと思うニャ~
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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