【水平線を引く為に】


ポロン
ポロン

水平線トレードについて、自分の勉強も兼ねて詳しく書いてみました。

水平線だけでも勝つことは十分に可能なのかニャ?

姫
ポロン
ポロン

昨年から水平線だけでのトレード練習をしているけれど、
勝率は55%ぐらいですね。

もっともっと練習が必要ニャね~

姫
ポロン
ポロン

そうだね!
頑張っていくからね!!!



ポロン
ポロン

水平線を学ぼうとしてもあまり資料が無いですよね。

そこでこちらに纏めてみたのニャ

姫
ポロン
ポロン

この記事では説明などがちょっと長いですが、全て大切なことのはずです。

ポロン
ポロン

是非この機会に水平線を一緒に学んでみましょう。



【FX水平線の引き方とトレード手法について】



水平線はシンプルなライン数本で相場の先を読む事が出来る

テクニカル分析の中でもとてもシンプルな手法です。

ポロン
ポロン

チャートをシンプルに見ることはとても大切です。



しかも、効果的に使いこなせば、強力な手法になる力があります。

水平線を極めればこのラインだけでもFXに勝つことも十分可能です。

実際に多くのトレーダーが水平線を引き、そのラインを意識しながらトレードをしています。

初心者も、同じように水平線を意識しなければ勝ち続けられないかも知れません。



ポロン
ポロン

上記のように水平線は引こうと思えば
いくらでも引けてしまいますよね。

すると、チャートが線だらけになっちゃうニャ

姫



また、それらしい水平線を引いても、なかなか成果に繋がらないかもしれません。

今回は、水平線の引き方や注意点エントリーポイントの決め方など、

水平線でのトレード手法を詳しく学んでみましょう!

ポロン
ポロン

水平線の知識は絶対に武器になります!

ポロン
ポロン

なぜ、そう言えるのかを一緒に考えていきましょう!



水平線とは、ローソク足の高値や安値を水平に結んで出来たラインのことです。

ですので、水平線を引く時に使われるのは、過去のチャート情報になります。

その水平線を未来へ延長してみると、新しいローソク足もまた

そのラインの影響を受けやすくなります

それは、多くの大衆がそのラインを意識をするからです。

時には長期に渡って相場に影響を残すこともあるため、決して軽視は出来ません。

また真横に伸びる水平線は、そのまま特定の「価格」を示します。

ですので、過去の値動きで重要な意味を持つ価格を見つけられて、

その価格を視覚的に分かりやすく目視出来るラインが水平線というわけです。

ポロン
ポロン

まずは水平線を引くメリットや、なぜ水平線が未来の
相場で機能するのかを考えてみましょう。



【レジスタンスラインとサポートライン】


ポロン
ポロン

ネックラインには、レジスタンスラインとサポートラインがありますよね。


「レジスタンスライン」は、英語では「Registance Line」、

日本語では「上値抵抗線」あるいは単に「抵抗線」と表記します。

価格が今いる位置から上昇した時、値動きが跳ね返されるラインです。

サポートラインは、英語では「Support Line」、

日本語では「下値支持線」あるいは単に「支持線」と表記します。

レジスタンスラインとは逆で、今いる位置から価格が下落して行った時、

値動きが跳ね返されるラインです。

どちらも、そこでチャートが反発するラインとなるので、エントリーや決済の目安となります。

しかし、いつかは突破されますので、その見極めも重要なポイントです。 


その時がブレイクですね。


ポロン
ポロン

水平線は1本だけで成立することもありますし、
2本あるいはそれ以上の本数で機能し合うこともあります。

ポロン
ポロン

水平線でのトレード時は2本の水平線のみの表示で
他のインジケーターは使っておりません。


ポロン
ポロン

こちらが実際に引いている
水平線ですね。

ポロン
ポロン

表示がシンプルですとローソクの値動きが
とても見やすいです。


一般に単に「水平線」という場合は、1本で成立しているラインを指すことが多いかも知れません。

また、2本のラインがセットになって伸びる場合は、その間で価格が折り返し合うので、

同じ幅で上下して行きます。

ポロン
ポロン

これが、レンジ相場状態ですね。



【ラインはサポレジ転換をする】



相場がレジスタンスラインやサポートラインに達すると、価格は基本的に反発しやすいです。

そして、どこかでそのラインを超えて相場が動くことになります。



これを「ラインをブレイクする」と言いますが、

ブレイク後はライン(支持線)の持つ機能がそれまでのものとは逆転するのが水平線の特徴です。

これを「サポレジ転換」と言います。

ポロン
ポロン

これは、水平線を攻略するためには欠かせない最重要の知識です。



水平線はレジスタンスラインとサポートライン2つの機能を使い分けるのですが、

ラインのブレイクがその切り替えのタイミングになります。

そのためラインをブレイクするかしないか多くのトレーダーが注目して

推移を見守ることになるのです。


【重要な水平線は意識されやすい】


ポロン
ポロン

信頼性の高い水平線とは、何度も同じ所で反発を繰り返します。



重要とされる水平線は多くのトレーダーから意識されていて、長期に渡って機能し続けます。

そうして何回も反発することで、さらに注目を集めていくのです。

ポロン
ポロン

これが大衆心理の考え方です。



「今回も反発するだろう」と予測されることから、

多くの場合、ライン際では素早い反転が見られます。

そこで反転せずに突破するには多くの注文エネルギーが必要とされるために、


一旦ラインを超えると、損切りと新規注文を巻き込んで、


その勢いで大きく伸びることが多いのです。

その後、価格が水平線の方に戻ってきても、すでにサポレジ転換は完了していますので、

多くのトレーダーは今度は逆の方向に反発するだろうと予測に変わります。

ポロン
ポロン

機能が入れ替わることで長きに渡り意識されることが、水平線の特徴です。



【何度も反発していラインほど機能する】



ポロン
ポロン

水平線は多くの人に意識されるほど、その効力を発揮します。



水平線を引く際に、高値や安値を結ぶことから最低2箇所が必要ですが、

ラインを引く場所は、3回以上の反発を見せていることが良いと思われます。

またサポレジ転換した後も引き続き反発を示すと、さらに評価が高まります。

レジスタンスラインとして3回機能して、その後サポートラインとして2回機能しているなどです。

ただ、何回も機能するうち「流石にそろそろ破られるだろう」と思う人が多くなると、

強度が下がって破られやすくなります。


これも大衆心理ニャね

姫



【長い時間足の方が機能する】


ポロン
ポロン

反発回数は、多ければ多いほど良いのですが、水平線にはもう1つ評価軸があります。



それは、同じ水平線でも長い時間足で引いたラインの方が強いということです。

1分足で引いたものより15分足で引いた水平線

15分足よりも4時間足でのラインの方が強い効力を発揮します。

それは、長い時間足を重視するトレーダーが多いため、

そこでの水平線の方に意識が集まるの事が理由です。

また、高値や安値の間隔が短い場合、短い時間足では水平線が引けても

長い時間足では引けないことがあります。

長い時間足では、高値や安値のローソク足が1本、あるいは隣接する

ローソク足に含まれてしまうことがあるからです。

ポロン
ポロン

また環境認識の分析をする上でも、長い時間足での確認は絶対に欠かせません。



普段トレードに使っている時間足に加えてそれよりも長期的な足でも、

水平線がどうなっているか確認してください

ポロン
ポロン

MTF分析が必ず必要です!



目先の水平線を過去に延ばすと、重要な場面で機能しているかもしれません。

逆に過去の重要な水平線を現在方向に延長すると、それが将来の相場で機能することもあります。

中には、歴史的に長期に渡って何回もの挑戦をはねのけてきた水平線もあり、

そうしたラインは抵抗の強さから「岩盤」とも呼ばれます。

こうした「岩盤」は、簡単に抜ける可能性は低いものの、

一旦抜けると直近で参考になる水平線や指標がありません。

そのため、先行きを読みにくくなるのが難しい所です。

【水平線が機能する理由】



ポロン
ポロン

では、水平線はなぜこのような機能を持つのでしょう?



そこには市場に参加している多くのトレーダーの大衆心理が関わっています。

水平線が機能している局面におけるトレーダーには、次のような4種類があるでしょう。

買いポジジョンを持っている

売りポジション持っている

買いを入れたい

売りを入れたい


では、価格が水平線に達しようとした時各トレーダーはどのような行動を見せるでしょうか?

例えば価格がレジスタンスラインに差し掛かった場合を考えましょう。


・買いポジションを持っている人

反転して下落しそうだから、ここで売って利確しよう


・売りポジションを持っている人

どうせ反転するだろうから、売るのはその後にしよう


・買いを入れたい人


どうせ反転するだろうから、買うのはその後にしよう


・売りを入れたい人


反転して下落しそうだから、ここで売りポジションを立てよう



ポロン
ポロン

このような結果、多くの大衆が同じ目線になり、
沢山の買いの利食いと新規の戻り売りが入り下落します。



そして実際に下落が始まると、それまで静観していたトレーダーも後から追いかけて、

新規参入する為に、下落の流れが確定するのです。

市場とは、買いたい人が多ければ上がり売りたい人が多ければ下がるものです。

ポロン
ポロン

これがチャートの動く原理です。




ですので、チャートの行き先はこのように多数派がどちらに偏るかで決まるのです。

ライン際には多くの人の心理が反映されています。

市場に参加している大衆がどのように考えているかを掴むことが、FXではとても重要です。


【水平線を使うメリットとは】


ポロン
ポロン

水平線は、闇雲に引けば良いというものではありません。



いくつかの基本を押さえて引くことで、以下のようなメリットが生まれます。

・多くのトレーダーと同じ目線で意識できる

・初心者でも扱える

・売買ポイントが判断しやすくなる

・相場の方向が掴める


ポロン
ポロン

こちらは水平線を引く上でとても大切なですので覚えておきましょう。

では、一つずつ詳しく考えていくニャ!

姫



【大衆と同じ目線でトレードができる】


ポロン
ポロン

移動平均線などのインジケーターは、設定によって描かれるラインが変わります。

人によって使っている仕様が様々なので、チャートの見え方も異るニャ

姫
ポロン
ポロン

斜めに引くトレンドラインも、人によって引き方が異なることはよくありますよね。


このように、インジケーターなどによってチャートの見え方は人によって変化します。

多くの人が同じラインを意識して、エントリーや決済のタイミングを計るために、

水平線は誰が引いても大きな違いが生まれません。

ですので、同じようなポイントで、一斉にアクションを起こすことになるのです。

水平線を引くことで「多くのトレーダー」と同じ土俵に立てます。

引かずにいれば、情報的にも不利になってしまいます。


ポロン
ポロン

このように捉えると、チャートの原理が何となく分かってきますよね。

トレードが心理戦であることが分かってきたニャ

姫



【初心者でも扱える】


ポロン
ポロン

水平線は使い方がとてもシンプルです。



ですので、難しい知識や分析力は必要ありません。

初心者でも基本を押さえれば正しいラインが引けて、上級者と互角に渡り合えると思います。

特殊なインジケータも使わないので、知識も最小限で済みます。

なので、初心者でも非常に扱いやすく、真っ先に知っておくべき知識なのだと思います。 



【売買のポイントが判断できる】


ポロン
ポロン

効果的な水平線を引くと、売買ポイントがとても見極めやすくなります。



多くのトレーダーが同じように見ており、意識をしているので、ライン上で価格が反発したり、

反発を振りラインを抜ける確率が高くなるからです。

ポロン
ポロン

移動平均線などのインジケーターを見ていても、
売買ポイントを見つけることは結構難しいですよね。



しかし水平線は、エントリーの目安になる「価格」を指しています。

そのためピンポイントで売買ポイントが掴み易いことが、とても大きなメリッです。

また、水平線はダブルトップやトリプルトップ三尊などのチャートパターンとも密接に関わります。

そのような形が現れた後のネックラインが水平線として引くことが出来て、機能をするからです。


【相場の未来予測が出来る】



ラインのブレイクやサポレジ転換を見つける事で、その後の値動きの行き先が掴めます。

水平線は、ブレイクされない限り、価格はラインより上か下で値動きします。

しかしブレイクすると、今度はラインの反対側で値動きが続くので、

相場の行方が見通しやすくなりますよね。


ポロン
ポロン

例えばサポートラインをブレイクされた場合、価格は下落に向かいますよね。



そこから再び戻ってきても、今度はかつてのサポートラインがレジスタンスラインになっているので、

上方への突破をし難くなります。

その結果、相場はさらに下落傾向が強まります。

逆にレジスタンスラインを突破されると価格はその勢いで上昇していく可能性が高まります。


【水平線を使って稼げる?】



水平線が有力なことは理解できたと思いますが、実際に水平線でFXに勝てるものでしょうか?

ポロン
ポロン

結論は、勝てます。

ポロン
ポロン

実際に勝っている方が沢山いらっしゃいます。


むしろシンプルで余計な情報が混じらない分不要に迷うこともないので、

シンプルに値動きを読むことが出来るので、初心者にはとても良い手法だと思います。

ポロン
ポロン

物事をシンプルに考える事はとても大切です。



多くのインジケーターを使ってチャートに何本ものラインを表示させ、

別ウィンドウでまた違う指標を表示させれば、

見た目には賑やかになり上級者の気分も味わえます。

しかし、チャート分析は複雑にすれば良いというものではありません。

手法やインジケーターを適切に使えば高い効果を発揮しますが、

まずは基本的な部分をマスターするのが先だと思います。

高度なツールは、基本的な手法を補足するために使うのが有効です。

また、信頼性の低い水平線は、その効果も限定的になります。

水平線を使って稼ぐには、それだけ強いラインを見抜いて引く力が必須です。

ポロン
ポロン

水平線手法も沢山の経験を積むしか上手くなる方法がありません。



【目立つ高値や安値を結ぶ】



水平線を引く時の基本は、チャートの中で目を引く高値同士や安値同士を結ぶことです。

 

ポロン
ポロン

その際、ラインの角度は水平になるように引いてくださいね。



実際に高値同士や安値同士を結んでみると、微妙に角度が付くこともあります。

その時、無理やりラインを水平に引いて見せても、あまり意味はありません。

水平線は作るものではなく、すでにチャートの中に成立しているものなのです。

もしラインが斜めになるなら、それは水平線ではなく、

価格の方向性を示す「トレンドライン」になります。

見つけるべき「目を引く」高値や安値とは、

山の頂点や中腹、谷底などで反発を受け、価格の方向が変わった地点です。

特に何回も特定の価格を越えようとアタックしたが、

結局越せず、折り返してしまった地点は評価できます。

また、レジスタンスとサポートの両面で機能している過去を持つ水平線なら、

信頼性は更に高いと言えます。


【ローソク足のヒゲも含めて引く?】


ポロン
ポロン

ローソク足には実体とヒゲがありますが、ヒゲは含めるべきでしょうか?

ポロン
ポロン

それとも実体のみを対象にして引くべきでしょうか?

悩むニャ~

姫
ポロン
ポロン

でもこれはどちらも正解なのだと思います。



しかし、海外のトレーダーの中には、バーチャートなどを使い

ローソク足とは無縁の人がたくさんいます。

バーチャートにはヒゲが無いので、トレーダーはヒゲを無視して

ラインを引いていますが、水平線を使った手法は世界共通なので、問題ないのです。



バーチャートは見にくいニャ~

姫
ポロン
ポロン

ローソクに慣れているとそうだよね。



また、水平線は多くの人が同じラインを引くことで機能しますから、

海外のトレーダーと違うラインになってしまっては意味がありません。

そして、短い時間足でのヒゲは、

長い時間足では実体部分に含まれてしまうことも多くなります。

ポロン
ポロン

これが、実体とヒゲを区別する必要性がない理由になりますね。

ポロン
ポロン

また、なぜこのようなヒゲになったのか?
ここも分析をすると、新たな何かが見えるかも知れませんね。



【水平線は長い時間足から引く】



先ほど、トレードに使っている時間足より長い足を見ようと書きましたが、

水平線を引く順番としても、長期の時間足の方を優先させたほうが良いと思います。

そうした時間足の方が相場に与える影響が大きいということもありますが、

重視すべき水平線を見つけやすいというメリットもあります。

短い時間足の場合、小さな値動きが多いため引ける水平線の数が多くなってしまいます。

すると、どの水平線がより重要なのか分かりにくくなってしまいますよね。

しかし長い時間足は値動きの幅が大きくなるので、

相対的に引ける水平線の数が限られるようになります。

そのため重視すべきラインも、見つけやすくなります。

また初心者はどうしてもエントリーに気が逸り、5分、15分の時間足に集中しがちですよね。

それに対し上級者ほど、長期足を使った環境分析を行っています。

ポロン
ポロン

今は、月足から下位足へ順番に何度も何度も
繰り返して見るようにしております。



その結果、上級者は長期足での水平線に注目して取引するので、

必ずその同じ土俵に乗る必要があるのです。

実際、短い時間足での価格はランダムな動きをよく見せます。

それに対し長期での価格の動きはテクニカル分析で説明しやすい規則的な動きをする傾向にあり、

それだけ信頼性も高くなりやすいです。


【キリの良い価格に合わせて引く】



ポロン
ポロン

「誰もが意識するライン」という意味では、キリの良い価格も該当します。



キリの良い価格とは、ドル円では140.00円など、端数がなく区切りの良い数字の価格です。

「140.00円になったら買おう」「145.00円になったら売ろう」など、

キリの良い所での取引を考えるトレーダーは沢山います。

もともと意識されている価格ですから、そこに水平線が引ければ、さらに強い効力を持つでしょう。

もちろんキリが良いからと言っても、

過去のチャートで反発がないのにラインは引くことはできません。

しかし実際にラインを引いてみると、期せずしてキリの良い数字になることも多いのです。

使いやすく強度もある価格としては、

端数が「00」と「50」、次いで「20」や「80」などとなるでしょう。

一方、「40」や「60」は「50」に、「10」や「90」は「00」に近く、

そちらに依存しやすくなりやすいですね。


【水平線を意識したエントリーと決済】


ポロン
ポロン

実際に、水平線を活用してエントリーや
決済を行う時のポイントを考えてみましょう。



水平線という絶対的な基準があるので、対処自体は初心者でも分かりやすいと思います。

しかし、問題は2つの可能性があることです。

ライン際で反発するのか? 抜けてブレイクするのか?

という二択を常に迫られます。

基本となるのは、これまでに繰り返されてきた反転を、今回も期待するというアプローチです。

しかし、いつかはラインをブレイクされてしまいます。

どちらになっても対応できるようにしておかなくてはなりません。

ポロン
ポロン

ここでは複数のパターンを想定し、それぞれのエントリー方法を見ていきます。


・リターンムーブを待ってのエントリー

・水平線での反転を使ったエントリー

・水平線のブレイクに合わせたエントリー

・資金を分割してエントリーしよう

ポロン
ポロン

ではどういうことなのかを一つずつ考えていきましょう。


【リターンムーブを待ってのエントリー】



最も安全な考え方のエントリーが、一度ブレイクした後、再びライン際に戻ってきた

タイミングでエントリーする方法です。

これは一般に、「押し目買い」や「戻り売り」と呼ばれています。


押し目買い

上昇した価格が一時的に下落した所を狙って買いを入れるパターン。

戻り売り

下落した価格が一時的に上昇した所で、売りを仕掛けるパターンです。


このように、一度はラインを抜けた価格が再び戻ってくる動き

「リターンムーブ」と言いますが、それを待つ形になります。

敢えて戻りを待つのは、抜けた直後にエントリーした場合

すぐに値が戻って損失を出すことが多くあるからです。

戻らない場合はエントリーの機会を逃しますが、戻ってくれば高い勝率が期待できます。

ここで必要なのは、水平線を完全に抜けて行くのを見送ることです。

さらに戻りを待つので、ローソク足を何本かはさむことになります。

ポロン
ポロン

この「待つ事」が非常に大切です。

ポロン
ポロン

そして戻ってきても、すぐにエントリーをしてはいけません。

ポロン
ポロン

再び水平線をブレイクし、そのまま逆へ抜けて行ってしまう可能性があるからです。

これが以前に習った「エントリーすると逆に行ってしまう」時ニャね

姫



ですので、ラインできっちり反発されて=サポレジ転換されているのを

しっかり確認をしてから、満を持してエントリーします。

この時、価格の動きはラインから離れて行くので、エントリーは流れに沿った「順張り」です。

すでにサポレジ転換も確認できているため、

その後また価格が落ちて来ても同じ所で再び反発するのが期待できます。

ポロン
ポロン

そうすることで、負けにくいトレードが出来るのです。



このリターンムーブを使ったエントリーでは、

最初のブレイクと戻ってからの反発という、2つの確認を挟みます。

それだけ我慢を強いる方法なので、待てずにエントリーしてしまう人も多いでしょう。

ポロン
ポロン

しかしFXは「待つのが仕事」とも言われます。



早くポジションを持ちたいと思う心をコントロールすることも、FXで勝つには必要です。

損切りは、ローソクが水平線まで戻ってきてしまい、

更にローソクの実態が水平線を抜けてしまったらしましょう。

もしくは、リターンムーブの幅と同じだけ割り込んだ地点が候補となります。

利確ラインは直近の安値や高値リターンムーブの幅などが目安です。


【水平線での反転を使ったエントリー】



2つ目の方法は、水平線で反発することを活かしたエントリーです。

本来、水平線はそこで価格が反発してきた過去を持っています。

そのため確率的には、今回も反発する確率が高いでしょう。

それなのに最優先の手法としていなのは、取れる利幅が小さくなりがちなことと、

ブレイクに見せかけたダマシに遭う可能性がリターンムーブより大きいからです。



ポロン
ポロン

ダマシという書き方はあまり好きでは無いのですが、
内容を分かりやすくする為に使います。

なぜダマシの書き方が嫌なのニャ?

姫
ポロン
ポロン

チャートがなぜダマシの動きになるのかを考えると、
ダマシでは無くて、色々な原因があるからです。

うーん難しいニャ~

姫
ポロン
ポロン

ダマシにつきましてはこちらをご覧下さいね。



利幅については、このパターンが小さいというより、

ラインをブレイクしていく方が勢いを活かして大きく伸びる可能性があります。

ダマシについては、リターンムーブでは2回の確認を踏まえて

エントリーするのに比べ、拙速とも言えるタイミングです。

その分、リスクを含んだエントリーになるのは避けられません。

それでも、ライン際で反発したらすぐにエントリーするのではなく

少し様子を見ることで確実性は上がります。

ポロン
ポロン

ローソク足が確定して閉じるするまでじっと待ちます。

待っている間にグイグイ伸びちゃうニャ

姫
ポロン
ポロン

これは確定したローソク足の次のローソクの動きが
とても大切なのだと思います。

エントリーしたいけれど待つしかないのかニャ~

姫
ポロン
ポロン

きっと沢山の検証や経験を積むと分かってくるのではないでしょか。



具体的には反発したローソク足が閉じるまで待つ、

そして、下位の時間足(MTF分析)でダブルトップなどのチャートパターンが

成立してるのを確認が出来た時などです。

最寄りにトレンドラインがあれば、それをブレイクするまで待つという方法もあります。

あるいは、直近で目に付く高値や安値があれば、

それを超えたり割り込んだりするタイミングも目安になるでしょう。

ただ一旦はラインで反発しても、何回も戻ってきてライン突破をチャレンジするケースもあります。

逆向きにエントリーしているとメンタルが削られますし、

損切りを繰り返すと損失も重なり更に最後にブレイクされたら目も当てられません。

ポロン
ポロン

こういう苦しい経験をされている方は多いと思います。

ローソク足が「何故エントリーと逆に動くか」はこちらをご覧下さいニャ

姫



それと、損切りラインが読みにくいのも、この方法をおすすめしにくい理由です。

損切りラインは、リスクリワードなどから、事前に決めてしまうのが良いでしょう。

利確ラインは、直近の安値や高値が目安にできます。

レンジ相場ではない場合そのまま大きくラインから離れていく可能性もあるので、

注視しましょう。


ポロン
ポロン

このように色々なパターン分析があって、この文章を読むだけでは
分かり難いと思いますので、沢山の検証を行って自分の武器にしましょう!

自分の武器に出来たら一生ものニャ!

姫



【水平線のブレイクに合わせたエントリー】


ポロン
ポロン

こちらは、最初のパターンであるリターンムーブを待たずに、
すぐにエントリーする方法です。

「このまま水平線を勢いよく抜ける」という判断が大切ニャ

姫
ポロン
ポロン

この感覚を身につける為には、やはり「沢山の場数経験が必要」です。



水平線が突破されると、反発を期待して逆張りしたトレーダー達が、含み損を抱えます。

そこから損切りに走ることで価格が一気に動くことを利用したエントリーです。

初動を掴めるので利幅が期待でき、リターンムーブが起きない場合でも、

エントリーチャンスを逃しません。

当たれば大きいこの方法ですが、ダマシに遭うと

リターンムーブを使うよりも損失幅が広がる可能性が高まります。



言わばハイリスクハイリターン型であり、

そもそも水平線は反発される確率が高いため、一定の実力がないと難しいでしょう。

この方法を取る場合も、すぐには乗らず、ローソク足が閉じるまで待つのが基本です。

ポロン
ポロン

「ローソク足が閉じるまで待つ」ことがとても重要な時が多いです。

これがなかなか出来ないのニャ~

姫
ポロン
ポロン

その時は監視している時間足より短い時間足で
タイミングを合わせてみてくださいね



しかし、ブレイクの勢いが激しいと、1本のローソク足がはるか先まで価格が伸びることもあります。

その辺の対応は臨機応変さも必要です。

ポロン
ポロン

この時はとても損をした気分になるのですよね。

ポロン
ポロン

それで沢山の経験をして、
高確率で利益を上げられる手法を身につけましょうね!



仮にブレイクアウトのタイミングにうまく乗れなくても

リターンムーブを待つ手がありますから、焦る必要はありません。

そして、このパターンでの損切りラインや利確ラインは、直近の安値や高値が目安になります。



【資金を分割してエントリー】



3つのエントリー方法の紹介になりましたが、

どのエントリーもダマシにあう可能性があるため、一気に全額エントリーするのは危険

なことが多いです。

更に、エントリーチャンスが複数回やって来ることもあるので、

資金を何回かに分けて投入すると、リスクを軽減できます。

例えば水平線をブレイクしてすぐに資金の1/3でエントリーし、

リターンムーブで更に1/3最後にリターンムーブのピークを抜けたタイミングで

残りの1/3を投じるなどです。

ポロン
ポロン

逆張りでエントリーする場合も、同様に分割エントリーできますね。



最初のローソク足が閉じた時点で1/32本目で逆行のない事を確認して1/3

さらに最初の折り返しを抜いたタイミングで残りの1/3を投じるなどです。

いずれも狙いと逆行したらすぐに損切りすることで、損失を抑えられますよね。

ポロン
ポロン

これはTwitterなどでのトレード上級者の結果を見ていると
分かり易いと思います。



【水平線は相場の勢いや急変に対応し難い】



水平線に価格が接近したら、そこで反発するのを想定の軸としつつも、

ブレイクしたらチャンスと捉えるのが基本です。

しかし、指標発表時などのように値動きに勢いがあると、

ラインをあっさり突破されることもよくあります。

乱高下に巻き込まれると存在感も危うくなって、本来の機能が発揮できなくなります。

そうした状況では水平線を活用するより、

相場の勢いや急変を優先させるか、静観をすることが無難になります。

そして、相場がある程度落ち着いてきたら、また水平線による判断の比率を高めましょう。

ポロン
ポロン

今回は、自分の勉強の為にも値動きの基本や
水平線手法につきまして触れてみました。



水平線は、手法がシンプルであり、尚且つ多くのトレーダーが意識をしている為機能し易い

ということが分かりましたでしょうか。


ポロン
ポロン

水平線だけでプロを続けているトレーダーも多くいらっしゃいます。
手法が定まらない方は是非、検討ををしてみて下さい。

ポロン
ポロン

なぜチャートがこのように動いて行くのかを
シンプルに考えることが重要です。

きっとチャートから見えてくる景色が変わるはずニャ

姫
ポロン
ポロン

なぜ、チャートがN値計算やトレンド形成、ブレイクなどの
値動きをするか、その原理がわかってくると思います。

ポロン
ポロン

そして、ここまで分かるようになって、
やっとFXのスタート地点に立てたのだと思います。


ポロン
ポロン

今は水平線を学び始めたばかりなので、
少しずつでも成果を出せるように頑張っていきます。

ポロン
ポロン

リスクリワード期待値を上手く考えながら
水平線トレードをすると良いと考えております。

ポロン
ポロン

ゾーンという考え方も役に立つと思います。

【ゾーンという考え方】
FXで利益を出すためには、この相場の大半を占めるレンジ相場をどのように攻略するかがとても大切になりますよね。レンジ相場を攻略するためにはこの「ゾーン」という考...

是非試してみてくださいニャ!

姫
ポロン
ポロン

多くの場数を踏んで、沢山の経験値を積んでいきましょうね!

ポロン
ポロン

そして、絶対に諦めずに成功者を目指しましょうね!!

今回も最後まで読んでいただきまして
ありがとうございますニャ

姫


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