【相場格言「相場師は孤独を愛す」とは】
ポロン！アイキャッチがシブいニャ～！
相場師のイメージ通りではないのですが、なんとなくこんな感じです。笑
相場格言「相場師は孤独を愛す」という言葉をご存知でしょうか？
聞いたこと無いニャ
そうだよね、でもトレーダーさんにはとても良い豆知識になると思います。
この格言を文字のままダイレクトに理解をすると
「相場師は1人でいるのが好きで、他者と関わり合うことが苦手」となりますが、
実はそういう意味ではなく、
株式やFX投資において重要なことは、
『気持ちの持ちよう』という事を教えてくれています。
トレードが上手くいかないと自身の投資判断に不安が生じて、
周囲のトレーダーや信用できるアナリストの意見を
受け売りする癖がついてしまうかもしれません。
しかし、それでは一生利益を上げ続ける事ができるトレーダーになることは難しいと思われます。
相場格言「相場師は孤独を愛す」では、
他者に流されるのではなく、自身のトレード軸を持って、判断断をすること
の大切さを教えてくれています。
初めから厳しいお話ですが、
どのようなことなのかを詳しく見ていきましょう。
【格言の意味とその教訓】
相場格言「相場師は孤独を愛す」の発言者や出典元は、残念ながら不明です。
ただし、似たような意味の相場格言である
「人の行く裏に道あり花の山」・「友なき方に行くべし」と同じくらい知名度が高く、
多くのトレーダーに役立てられています。
「相場師は孤独を愛す」と聞くと
「相場師は1人でいるのが好きで、他者と関わり合うのが苦手なのかな？」
と思われる方が多いと思いますが、この相場格言はそういった意味ではありません。
実際に株式やFXを投資をされている方はイメージが湧きやすいかと思いますが、
株式やFX投資はどちらかというと個人競技です。
ただし全員が全員独学でスタートするわけではなく、
指導者やチームメイトが近くにいることもあるかも知れません。
近くにいたら嬉しいですけどね～。
実際の競技（投資）自体は1人で行うので、
最終的な判断や行動まで指導者やチームメイトに委ねるわけにはいかず、
自分自身で決定を下さなくてはなりません。
また、株式やFX投資は他者とのコミュニケーションが必須というわけでもなく、
言ってしまえば1人で自己完結させることが可能です。
このような理由から、株式投資をおこなう相場師は
自然と「孤独」になっていき、
最終的に相場師自ら「孤独」を求めるようになっていきます。
ではなぜ相場師は孤独を求めるのでしょうか？
それは、株式やFX投資において勝ち続けるためには
他者の意見や行動ばかりを真似したりアナリストの言うことばかりを
鵜呑みにしたりするのではなく、
どんなときも自身のトレード軸を持って、ブレない姿勢を貫く必要があるからです。
「ブレない」というところがトレードルールに似ているニャ
ただ「他者と違う行動をとる」のではなく、
「あの人がこうしたから、私もこうしよう」といった行動を続けていては
一人で勝ち続けるけることはできないということを示しています。
しかし、孤独を貫いている相場師が必ず儲けるのかと聞かれたら、
100%そうだと言い切れるわけではありません。
それでも分析の甘い憶測や他者からの情報を
一部だけつまみ出して投資をしているトレーダーよりは、
儲ける可能性が高いとの統計があります。
このように、勝ち続けることができる相場師は
取引手法やチャートの見方を自分のものにしているので、
他者の意見があってもなくても、
惑わされずにトレードをすることができます。
この結果が「相場師は孤独」であるという状態を生み出したのだと思います。
現在は昔と比べるとSNS等が普及しているので、
トレーダー同士で繋がることが容易になっていますし、
リアルに情報連携が取れるので、以前とは環境が違うとも思います。
エントリー時にしっかりと貫き通せる自分のルールが出来るまでは、
惑わされてしまいそうなマーケット情報や、予測についての話題を
あまりインプットしない方が良いかもしれません。
古い言い伝えなので、現代にマッチしない部分もありますね。
そこは見逃してニャ。願
【格言を活かすべきシチュエーション】
では、実際にこの相場格言を活かすべきシチュエーションはどんな時でしょう。
株式やFX投資においては、
なんといっても「周りに惑わされない」という強い信念を持つことが大切ですよね。
例として周囲で話題になっている株式を例えてみます。
以下のような、周囲で話題になっている株式が存在していたとしても
それは購入する為の自分の意思に直結するものではありません。
・テレビで有名なアナリストが勧めていたから
・株で成功した人がその株を持っているから
・有名人が「この株は絶対上がる」と言っていたから
・まわりがみんな購入していたから
一概には言えませんが、このような自分の意思が働かない状況で
投資をすることは非常に危険かもしれません。
その理由は自身が納得するルールや根拠が無いからですね。
しかし、勝てる可能性は高いかもしれません。
その代わり「今後も一人では決められない」ということになります。
それだと勝ち続けられないニャ
他者がどれだけお勧めをしているとしても、
自身のトレード軸に沿った分析をして投資判断を下すことが重要です。
もし、おすすめされたとしても、
実際のチャートを自分で分析してみて、
最終的な投資判断は自分自身でするように練習をしましょう。
他人の意見だけで投資判断をしていたら、
いつまでたっても自分自身のトレード技術を鍛えることはできません。
もし損をしてしまっても「誰それのせいで失敗した」と考えてしまったら、
せっかくの成長や気づきの機会も無くなってしまいます。
検証にもならなくなってしまいますよね。
全てのことを自分の責任として捕らえて、
なぜトレードが上手くいったのか、
なぜ失敗してしまったのか、
を検証して分析をしていくようにしましょう。
自分の技術を磨く事で、一生稼げる自分の技術にしてきましょう！
【まとめ】
もう一度繰り返しになりますが、
相場格言「相場師は孤独を愛す」の発言者や出典は不明です。
意味は、他者に流されずに自身だけのトレード軸を貫くことが大切ということです。
周囲でお勧めされていたり、人気があるような株式やエントリーポイントでも、
自身できちんと分析をして根拠づけてからトレードをしましょう。
今回は、相場格言「相場師は孤独を愛す」の意味や
教訓活かすべきシーンをご紹介になりました。
株式やFX投資は孤独との戦いニャ！
もちろん、仲間を作って意見を交換し合うことは成長につながります。
それでも、人の意見だけで投資判断を続けると、自分の成長が遅くなってしまいます。
誰かが居ないと投資の判断が出来なくなってしまいますものね。
今回のお話しは結構重い感じがしたニャ～
相場師と聞くとなんだか歴史を感じるけれど、
考えられている事はずっと変わっていないんだね。
自分自身のトレード技術をしっかりと磨いて、
自己責任でトレードをしていくようにしましょうね！
それが成長につながるニャ！！
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